びじゅなびの見方。日本のビジュアル系バンドの系譜。びじゅなびは日本の文化を担う役割を果たしている、その理由とは?
いわゆるビジュアル系バンドの総合ナビゲーションサイトのこと。国内にはいくつかのびじゅなびがあるが、だいたい2つから3つの大きなサイトがパワーを持っているようだ。
びじゅなびでは、単にビジュアル系バンドのコンテンツを載せるだけでなく、ECサイトとしてビジュアル系バンドに関する様々なグッズを販売しているのが特徴だ。びじゅなびでは、ビジュアル系バンドの生写真といった昔からあるアナログな商品から、着メロ・着うたなどのデジタルな商品まで幅広く扱っている。その他、ランキングサイトよろしく、アーティストのデータベース情報やCD人気ランキングなど、普遍的人気のあるコンテンツも用意されている。
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ビジュアル系バンドというと、その走りは1980年代のXジャパンだろう。先ごろ復活ライブでいまだにその存在感を日本中にアピールしたのは記憶に新しいところだ。このころは、ビジュアル系バンドの多くが、もともとハードロックやビートロック、ヘヴィメタルのバンドとして活動していたバンドが多かったこともあり、音楽的な評価もある程度高かったように思う。しかし90年代の後半になって、、歌謡曲のカバーでヒットしたSHAZNAを筆頭に、その音楽性よりも、見た目重視に偏重していったように感じる。非常に悪く言ってしまうと、ただ単に女性の格好で歌を歌えば、ビジュアル系としてまかり通っていた時代だったと思う。
古くは、ロックバンド・キッスのようなビジュアル系バンドがいたものの、基本的に欧米では、日本のようなビジュアル系バンドと言うのはほとんど存在しない。マーティ・フリードマンによれば、日本のヴィジュアル系は世界に誇れる最高の文化であるというから、日本人としてはこの文化を大切にするべきだと思う。歴史的には、ビジュアル系の顔に化粧するというのは、歌舞伎に通じる文化であると言われているが、真実のほどは定かではない。
今では国民的なロックバンドとなっているGLAYやラルクアンシエルも、売り出し当初はビジュアル系バンドとして分類されていた。これは単にメディアがそのように位置づけただけではなく、GALYやSEX MACHINEGUNSは自ら「ヴィジュアル系」を名乗っていた。黒夢の清春などは「元ヴィジュアル系」に対して現在は特に否定的ではないという。
自分自身、あまりビジュアル系バンドには興味がないのだが、欧米にはない日本の文化であるということ、また日本のロックを担ってきた人たちの中にも、もともとビジュアル系だった人が多いことから、ビジュアル系バンドを日本としては大切にした方がいいなぁと感じる。