君子欄の育て方。君子欄を育てるときの、夏場から冬場のポイント。植え替え、株分けの方法など。
君子欄は、ヒガンバナ科の多年草。花期は4月〜5月という春先です。花言葉は 「貴い」。君子欄って見ていると元気がでますよね。あの鮮やかなオレンジ色が元気を与えてくれる気がします。君子欄という名前は、「貴い」という花言葉にぴったりですね。
君子欄の花を咲かせるためには、夏場に株を十分に成長させることが重要です。新しい葉が4〜5枚出てくるとその中から花を咲かせるものが出てきます。自生の君子欄は、大木の根本に生息すると言われています。ということは、その環境が君子欄にとっての自然な環境ということです。自分で育てる時も、「直射日光を避ける」「雨は直接当らないが湿気はある」「強風には当らないが通気はある」という環境に近づけるようにしましょう。
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君子欄を育てるときにまず注意したいのが、外部の気温をチェックしながら、適度に外に出しながら育てるようにすることです。一年中、室内で君子欄を育てると、葉が垂れ下がった状態になってしまいます。夏場は直射日光の当たらない木陰などに出して育てましょう。そのために、5月上旬ごろから徐々に外に出して慣らしていきます。寒い日は避けて、暖かい日を選びましょう。6月ごろになるとかなり気温も上がってきます。目安としては、気温が10度以上になってきたら、夜も君子欄を外に出して育てあげましょう。君子欄は強い直射日光に当たると、葉やけをおこしてしまいますから、午前中は直射日光でも構いませんが、午後は木陰に置くようにしましょう。
外界の気温が10度以下に低下してくる秋から冬(10月〜11月)にかけて、室内に取り込むようにします。室内に取り込む前に、カタツムリなどの虫が潜んでいる可能性があるので退治しておきましょう。方法は、殺虫剤を混入させた水を2、3日かけてあげるだけでOKです。室内での置き場所は暖房の無い5〜12℃前後の所でやや明るい所に置いて低温処理をしましょう。室内で君子欄を育てる際、日当たりは必要ありませんので、家の廊下や玄関でも問題なしです。ただし、気温が0度など寒すぎる場所は避けてください。
植え替えを予定の鉢は、大体2〜3週間ほど水遣りを控えてください。あらかじめ乾燥させておくと作業が楽に行えます。次に、鉢から君子欄の根っこから引き抜いてください。根をほぐしながら土を落とし、用土を準備します。用土は市販の「君子蘭の土」でもOKです。君子欄の根が鉢の周囲に軽く触れる程度の大きさの鉢に入れ替えます。土を落とした君子蘭を鉢に入れて根元の高さが鉢の八分目くらいになるように鉢底の土で調整します。根が多すぎる場合には、先端部分を切り詰めて8分目になるようにしてください。最後に、用土を上まで入れます。ここまで完了したら、君子欄に水をたっぷりかけて細かい粒子が鉢底から出なくなるまで洗い流します。植え替え後は、君子欄の活力が 回復するまで肥料は与えません。
君子欄の株分けを行うのは、原則として、分ける子株に花が咲くようになってからです。そうすると、来年以降も花が咲く可能性が高いからです。株分けの方法は、鉢から抜き取った君子欄の根をほぐすことから始まります。2、3日水気を抜くことでスムーズに作業ができます。根をほぐしていると株が分かれてくることもありますが、分かれない時は二つ株の根元をつかんで左右に揺すってみてください。