乳幼児・新生児の便秘解消とその対策。便秘の原因、食生活で注意すべき点など、便秘に関する正しい知識を。
乳児・新生児は、1日に3回ほど軟らかい排便をするのが普通です。ただし、中には2日から3日に一度の排便でも問題ない場合があります。乳児・新生児が、苦痛なく排便できていれば便秘と考える必要はないでしょう。便秘の可能性を疑ってみるのは3日以上排便がないときで、その場合は小児科医の診察を受けるべきです。
乳児・新生児の便秘の原因として考えられる市場可能性が高いのは、母乳やミルクの量です。母乳やミルクが不足することで、水分が不足し、便秘になるというのがいちばん典型的なパターンです。母乳の場合には、その量が足りているかどうかは非常に判断が難しいのですが、乳児・新生児の体重のふえ方が悪い場合やお乳をいつまでも離さない場合には、不足していると考えたほうがよいでしょう。ミルクの場合には、薄めすぎていることが考えられるので規定の濃さになっているかどうか確かめてください。
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母乳やミルクが足りないと水分から便秘になるわけですが、母乳やミルクが足りている場合にはどう考えればよいでしょうか?そのような場合には、野菜や果物をたくさん与えるように心がけて下さい。たとえば、リンゴ果汁やオレンジ果汁などがおすすめです。また、乳児・新生児には消化のよいものだけを食べさせてしまう人が多いようです。離乳食を食べるようになったら、食物繊維が不足していないかどうかをチェックするようにしましょう。食物繊維の多い野菜やいも類、海草類と同時に、乳酸菌の多いヨーグルトを1日1回食べさせるようにできるとベターです。
幼乳児・新生児の便秘対策として、綿棒浣腸というものがあります。やり方は、以外と簡単なのでマスターしておくと便利かもしれません。まず、 おしりのまわりに広くオムツを広げ、寝かせます。次に、 綿棒の先に、ベビーオイルを少量つけます。そして、肛門の周辺を、綿棒でちょんちょんとつついて刺激します。便が肛門近くまできているときは、これだけで出ることがあります。
先ほど紹介した麺棒浣腸で、大抵の場合にはうんちが出るのですが、それでもでない場合には綿棒を1センチほど肛門に入れ、ゆっくりとまわします。10秒ほどかけて何回かまわして様子を見ているとうまくいきます。それでも出ないときは、便をゆるくするグリセリンを使った乳児・新生児でもつかえるイチジク浣腸を使うこともできます。イチジク浣腸は、グリセリンの量の違いでいくつかのタイプがあります。乳児や新生児の年齢や体型によってどのタイプを使うか違ってきますので、薬局で詳しく聞いてみると良いでしょう。
新生児・乳児の便秘について正しい知識を持っていないと、うんちが出ないとすぐに便秘だと早合点してしまいます。実際には、便秘は非常にデリケートなもので、食事や生活習慣による影響も大きいものです。ふだんから、赤ちゃんの体調をしっかりと管理しておくことがなによりも大切かもしれません。